嫌われる室内ナンバーワンは「臭い部屋」
男女別に「異性の部屋に行って一番がっかりすること」というアンケートを取ってみると、性別に関係なく半数近くの人が挙げるのが「部屋が臭かったこと」です。
部屋のニオイというのはその場で生活をしていく以上はどうしても避けられないものですが、それでも普段からきちんと清潔に気を使っているかどうかということは大きく影響しています。
部屋で感じることになるニオイとしては、タバコやペットといった明らかにニオイの元になっているものを代表に、他にも汗臭さや生ごみ臭さ、配管からの腐敗臭、洗濯物の生乾きのニオイといったものがあります。
そうしたニオイというのは最初こそ自分でも臭いなと思うものですが、人の嗅覚というのは環境に慣れやすいという特徴があるので、長くそこで暮らすうちに特に気にならなくなっていってしまいます。
自分の部屋が臭いかどうかを確認するには、初めて訪れる人に入ってもらうか、もしくは自分でも数日家を空けてから戻ってみるという方法があります。
もし臭いと指摘されたり自分でも前からニオイが気になっていたなら、効果的な消臭対策をしていく必要があります。
消臭剤は手軽に作ることができます
室内のニオイ消しと言えばやはり一番有名なのが「ファブリーズ」でしょう。
ファブリーズはP&Gが製造しているおそらく国内で最も有名な消臭剤で、スプレーを気になる部分にふきかけることであらゆるニオイに対応することができるとされています。
性能の高さは多くの人が支持するところで、ニオイが気になる家庭のほとんどで常備されていたりします。
ただしそうした消臭剤で対応できるのはあくまでも一時的なニオイに対してであり、ニオイのもとになるカーテンや壁などにカビやニオイを発生する汚れがついている場合にはいったんそのニオイを軽減することができても、効果が切れればすぐにニオイが発生してきてしまいます。
ですので消臭剤を使うときにはまずその元になるものが室内にないかということを調べ、大掃除をしてから使用するようにしましょう。
非常に強いニオイのもとがあるというときにはファブリーズのような市販の消臭剤では追い付かないということもあります。
夏場の生ごみのように完全にニオイを防ぐのが難しいという場合には、重曹を粉で用意しておきそれをパラパラと振りかけるだけでもかなり効果があります。
この重曹は家事の便利グッズとしてよく登場するものですが、特に清掃に関しては絶大な効果を発揮します。
もう一つ自宅のニオイ源となる排水管にも同じように振りかけて使用することでニオイを軽減することができます。
水回りにぬめりが発生しているときなどには重曹にお酢をプラスしたものを振りかけていくことで、ぬめり消しと消臭の二つの効果を得られます。