男性にも増える冷え性体質
冷え性といえば女性特有の症状のようですが、ここ最近では男性でも冷え性体質に悩む人が増えてきているのだそうです。
男性にとっての冷え症状は女性とは別の意味で重要なことが多く、長く続くことで慢性疾患の原因になってしまうこともあります。
冷え症状のある男性に多くみられるのが肝臓や腎臓、副腎といった臓器へのトラブルで、自覚症状としては腰痛やEDといったことも併発することがあります。
特に腎臓に与える影響は大きく、不調が続くことで体内の老廃物がうまく体外に排出することができなくなってしまい、それが自律神経失調症として毎日の生活が送りにくくなる状態にまでつながってしまうこともあります。
冷えの原因は男女問わず血行不良がもとになっています。
もともと男性が女性よりも冷え症になりにくかった理由は体内の筋肉量が女性よりも男性の方が多かったためなのですが、運動不足などで筋力が低下してくると女性同様に血行が悪くなりそれが冷え性の原因になります。
特に歩行距離が少なく足の筋肉が少ない人は症状が出やすいので注意が必要です。
食事を改善するとともに体を温める
男性の冷え性解消のポイントを三つ上げれば「運動」「食生活」「体を冷やさない」ということです。
男性は体質的に女性よりも筋肉がつきやすいので、定期的に運動する習慣をつけて筋力を高めれば自然に冷え性はおさまっていきます。
運動をするということが難しい場合には一駅分歩くようにするなどの歩行距離をちょっと伸ばすだけでも効果があります。
体を温めるためには食生活も重要です。
体を温めやすい食材である唐辛子やショウガといったものを重点的にとるようにしつつ、ハーブティのように体を温める効果のある飲み物を飲む要因しましょう。
また冷えすぎた部屋に長くいないようにし、毎日きちんと浴槽にお湯をはって入浴するなど体を温める方法も有効です。風呂上りには、体が冷える前に布団に入りましょう。品質の高い羽毛ふとんなら、保温効果が高く、何枚も毛布を重ねなくても温かいのでおすすめです。